俳句雑誌『麦』2020年2月号(通巻806号)

俳句雑誌『麦』2020年2月号
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★「巻尺」 対馬康子(5句)

巻尺がもどる初雪にぶつかる


★特別作品  「居待月」  関根信三(15句)

湯上りにはや整いし河豚料理


★地熱深耕  地熱集より対馬康子選

被曝の地埋める流木鷹一羽    川守田美智子
蟋蟀の震える夜の潮位かな    笠井亞子
小鳥来る伝言板の残る駅     
小野富美子


★踏生集  同人自薦作品10句

★第67回「麦」800号記念全国大会

大会高点句
  黙祷や汗の軍手を地に置いて  友松照子
  浜昼顔二人に違う沖のあり   山口方子 
  少年のポケットの石捨てる   竹下潤子

‘吟行作品
  路地ひとつ曲がりそこねて秋深む 田中朋子
  日暮里は昭和が似合ふ赤のまま  後藤幸次郎
  秋蝶の曖昧に居る無縁坂     片山一行
  秋思ふと菩薩にもある生命線   内田豊子

その他大会詳報


★原生林(俳句教室)    斉田 仁 選

祖父眠る秩父皆野の秋祭     島田敏代


★誌上句会・・・三人の選者が交代で読む・選ぶ

選者   中山宙虫
テーマ  「打」

心奥の癒えぬ打ち身や山眠る    小野富美子
梵鐘を数えホロリと芋の露     対馬みつ子
干し蒲団打ちてたたみて常の部屋  越川ミトミ

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